プロデルの更新情報(2016/5/21)
2016年05月21日(土)更新
以前の更新情報はこちらをご覧ください。
1.5.808
- 戻り値が真偽値型の手順を呼び出す手順呼び出し文で、動詞部分を否定形または名詞に「ない」を付けて書くと、戻り値を反転させた結果を返すようになりました。
次のプログラムでは、必ず真偽値を返す「~かどうかを判定する手順」です。この手順を呼び出す際に「変更済み」に「ない」を付けて書くことで、戻り値を反転した値(真の場合は偽(×)。偽の場合真(○))を結果にします。
もし「データ.csv」というファイルが存在しないなら
「データが見つかりません」を警告アイコンで表示する
もし終わり
もし変更済みでないなら『
「変更していません」を報告する
』
変更済みであるかどうかを判定する手順
×を返す
終わり
1.5.806
- 手順呼び出し文で、実補語として指定する助詞を1つだけ省略できるようになりました。
- 手順呼び出し文の動詞部分を連用形で書くことで、続けて手順呼び出し文を複数書けます。
助詞の省略
手順呼び出し文で、実補語として指定する助詞を1つだけ省略できるようになりました。
助詞を省略すると、その助詞と「それ」特殊変数に格納された値を使った実補語として扱われます。
省略できる助詞(実補語)は、その手順で必ず指定する必要がある実補語で1つです。
配列は、{「トカゲ」、「エリマキトカゲ」、「エリ」}
配列から「カゲ」を取り出す
「☆」で繋げて報告する
連用形動詞による複文 (メソッドチェーン)
手順呼び出し文の動詞部分を連用形で書くことで、続けて手順呼び出し文を複数書けます。
通常の手順呼び出し文と同じように、返り値は「それ」特殊変数に代入されます。最初の呼び出し文の返り値を、続けて書く手順呼び出し文で助詞を省略することで指定できます。
なお、動詞の連用形は、手順定義の動詞名から自動的に活用されたものが書けます。動詞や手順名がカタカナ語・英数字名の場合は、語尾を「して」に活用したものが書けます。
これにより、手順呼び出し文を日本語らしくかつ簡潔に書けるようになりました。
配列は、{「トカゲ」、「エリマキトカゲ」、「エリ」}
配列から「カゲ」を取り出して「-」で繋げて報告する
ただし、連用形で書き続けることができるのは、返り値がある手順のみで、返り値がない手順呼び出し文に続いてさらに呼び出し文を書くことはできません。
// 次の複文はエラーとなります
日付を報告して日付を表示する
また、連用形動詞によって、呼び出し文を書き続ける場合、実補語は必ず動詞よりも前にすべて書く必要があります。つまり補語スタックは動詞ですべて消費される必要があります。
// 次の複文はエラーとなります
「-」で、配列から「カゲ」を取り出して、繋げて報告する
連用形動詞による代入文
これまで対応していた「~して~とする」代入文についても、連用形動詞に対応しました。
最新版より、手順定義の動詞名から自動的に活用された動詞を書けるため、より自然に書けるようになりました。
「メモ.txt」から読み込んで内容とする
報告する