完成候補版0.2.119-124の追加機能と注意点

2011年02月18日(金)更新

完成候補版0.2.124では、次の点を改良しました。

0.2.118以前の更新履歴は、こちらをご覧ください。

改良点

プロデルデザイナ上で「手順が見つからない」など表示される時とされない時がある問題の修正 (0.2.124)

プロデルデザイナ上で、特定のプログラムを開いて実行した後に、
単独では正常に動作する別のプログラムを開いて実行すると、
そのプログラムが正常に動作しない問題を修正しました。

特定の手順で、呼び出すべき手順が明確な場合でも「手順が特定できません」と表示されることがある問題の修正 (0.2.124)

手順の引数に列挙体を指定する場合に、正しく手順が実行できない問題を修正しました。

確保されるメモリサイズの削減 (0.2.121)

プログラム実行中の処理を見直し、確保されるメモリサイズの削減しました

「べき乗」手順名を「自然対数乗」に変更 (0.2.119)

新機能

データベース操作プラグインで、バインド変数に対応 (0.2.119)

SQLiteなどのデータベース操作で、バインド変数を使うことができるようになりました。

バインド変数を使うことで、データベースに設定する値の中に含まれる「'」や「;」などのSQL文で意味のある記号を無効にする必要がなくなります。

次の例では、SQLiteのSQL文中のバインド変数「?」に対応する内容を、「バインド値」配列で指定しています。
バインド変数に名前をつけることができるデータベースエンジンでは、配列の代わりに辞書を渡すことができます。

ーーデータの追加
バインド値は、{「I AM YOUR SINGER」,「サザンオールスターズ」}
「INSERT INTO 楽曲 (曲名,アーティスト) values (?, ?)」をバインド値としてSQLiteで実行して、結果とする

ーーデータ取得時
バインド値は、{「I AM YOUR SINGER」}
SQLiteから「SELECT 曲名 FROM 楽曲 WHERE 曲名=?」をバインド値として取得して、結果とする
「追加後」として結果の内容を情報で表示する