2014/02/22更新

複数のプログラムを編集する「プロジェクトモード」

複数のプロデルファイルにまたがるプログラムを作成する場合には、
プロジェクトモードを使うと便利です。

プロジェクトモードでは、ひとつのプロジェクトに対して、
複数のプロデルファイルを扱うことができるようになります。

プロジェクトモードを利用すると次のことが可能になります。

  • 同じプロジェクトの他のプロデルファイルの種類・手順が利用できる
  • バージョン情報の指定ができる
  • プログラムの実行方法を設定できる

 

プロジェクトの作成

プロジェクトを作成するには、「ファイル」メニューから「新規作成」→「プロジェクト」を選びます。

保存先とプロジェクトファイル名を入力して、[保存]ボタンをクリックします。

プロジェクトを作成すると、プロジェクトモードになります。

 

プロジェクトにファイルを追加するには、右側のアウトラインで右クリックして
「プロジェクト」から「新規ファイルを追加」または「既存ファイルから追加」を選びます。

プロジェクトモードでは、ファイルのタブを閉じても、アウトラインから再びファイルを開くことができます。

最初に実行するプログラムの指定

プロジェクトモードでは、「実行」ボタンをクリックした際に、
最初に実行するプロデルファイルを指定する必要があります。

最初に実行するプログラムを指定するには、右側のアウトラインを使います。

アウトラインから指定したいプロデルファイルを選択して、右クリックします。

メニューの「最初に実行する」をクリックします。

アウトラインの指定したプロデルファイルに下線が表示されます。

この状態で、「実行」ボタンまたは「実行」メニューを操作すると、
下線があるプロデルファイルが実行されます。

 

プログラムの実行方法の設定

プロジェクトモードでは、「実行」ボタンをクリックした際に、
実行する方法を選ぶことができます。

実行方法を選ぶには、「プロジェクト」メニューの「詳細設定」を選びます。

 詳細設定の「プログラム実行」タブ

プロデルデザイナ上で実行する

プロデルデザイナ上でプログラムを実行します。
「調査ウィンドウ」や停止行の設定などの機能が利用できます。

コンソール上で実行する

コマンドプロンプト画面上でプログラムを実行します。
「調査ウィンドウ」や停止行の設定などの機能は、利用できません。
また、実行するプログラムは、コンソール向けに作成する必要があります。

別プロセスで実行する

エクスプローラで直接プロデルファイルを開いた場合と同様に、
プロデルデザイナとは、別のプロセスで実行します。
「調査ウィンドウ」や停止行の設定などの機能は、利用できません。

特定のプログラムを実行するまたはファイルを開く

プログラムを実行する操作をした際に、指定したプログラムを起動したり、指定したファイルを開いたりします。
この方法を選んだ場合は、「位置」でプログラムまたはファイルを指定する必要があります。
「調査ウィンドウ」や停止行の設定などの機能は、利用できません。

Webサーバ上で実行する

プログラムを実行する操作をした際に、指定したURLを開きます。
プロデル簡易Webサーバを使用した場合に利用します。

「調査ウィンドウ」や停止行の設定などの機能は、利用できません。

プロジェクトの詳細設定

プロジェクトモードの場合、「プロジェクト」メニューが表示されます。

「プロジェクト」メニューの「詳細設定」では、
実行可能ファイルを作成する際に使用するバージョン情報を指定することができます。

詳しくは、実行可能ファイルの作成をご覧ください。