2013/06/23更新

TTSneoと違う点

プロデルは、TTSneoの良さを活かしつつ、
より日本語らしい文法の導入やオブジェクト指向的概念の導入、
処理速度の改善など、さまざま点が一新しました。

オブジェクト指向プログラミング

プロデルでは、オブジェクト指向プログラミングに対応しました。

クラスに相当する「種類」をユーザが定義して、
オブジェクトを生成することや種類を継承することが可能です。

また、種類には、設定項目(プロパティ)を定義することができ、
プラグインと同様、自然な日本語で命令を定義することが可能になりました。

 

より自然な日本語になりました

文法が、TTSneoよりも、自然で違和感のない日本語で書くことができるようになりました。

また、オブジェクト指向プログラミングへの対応やライブラリの大幅な改善によって、
より自然な日本語で命令を書くことが可能になりました。

さらに、プロデル独自の工夫によりオブジェクト指向と自然な日本語の記述を両立することができます。

 

言語機能とライブラリの分離しました

プロデルでは多くの機能が、プラグインとして独立して用意されています。
言語機能とライブラリの結びつきが高かったTTSneoに比べ、
実行環境がコンパクトになりました。

TTSneoでは、処理の結果を表すかどうかによって「命令」と「関数」という呼び方があり、
書き方が異なりましたが、以前の関数と呼ばれていた機能も、
プロデルでは、すべて「手順」と呼びます。

 

TTSneoから向上した機能

処理速度を改善しました

文字列中心のTTSneoに対して、プロデルでは内部処理の厳密化により、
処理速度はTTSneoよりも10倍以上、高速化しました。

 

欲しかった機能に対応しました

多くのウィンドウ部品がVista/XPのテーマに対応しました。
またリンクラベルやカレンダ表示部品など、様々な部品を利用することができます。

また、バッテリの状態取得や暗号化メール送受信など、TTSneoでは対応できなかった機能にも
対応しております。

 

実行可能ファイルがより自由に

実行可能ファイルの作成では、様々な種類のアイコン
(アルファチャネル対応、256×256のVista用PNGアイコン)の指定することや、
バージョン情報の指定することができるようになりました。

また、実行可能ファイルのファイルサイズも、
必要な機能のみを選ぶことによって大幅に軽量化することができます。

 

プラグインが作りやすくなりました

TTSneoでもVisual Basic 5.0/6.0でプラグインを開発することは可能でしたが、
プロデルでは.NET Frameworkでプラグインを開発することができるようになりました。

C#やVisual Basic.NETなどの言語をマスターしている開発者であれば、
プロデルプラグインを開発することが可能です。

これまでは多くの制限があったプラグイン開発は、
自由度が高くなり、より作りやすく、開発環境面でのハードルも低くなりました。

※プラグインの作り方は、プロデルPDKをご覧ください