2014/08/28更新

見出し語で出し入れする - 辞書とは

辞書は、見出し語を手がかりに、文字や数値を格納したり、取得したりすることができます。

他のプログラミング言語では、連想配列やハッシュテーブルと呼ばれるものです。

辞書のイメージは、次のようになります。

変数のイメージ

辞書の書き方

辞書は、見出し語(キーワード)を手がかりに、文字や数値などの値を格納します。
また見出しは、文字のみ指定可能ですので、必ず変数を使うか「 」で囲って書きます。事前に数や型を宣言する必要はありません。

ーー辞書で文字や数値の格納
【変数名】【見出し】)は、【 入れる値】
【変数名】
【見出し】は、【入れる値】

ーー値の取得
【変数名】【見出し】)を表示する
【変数名】【見出し】を表示する

例 辞書の操作

値段表(「りんご」)は、「120円」
値段表(「バナナ」)は、「80円」
値段表(「ぶどう」)は、「300円」
値段表(「りんご」)を表示する

車の「色」は、「白」
車の「色」を表示する

 

辞書に含まれる内容の見出しを取得する

辞書の「見出し」設定項目を使うことで、辞書に含まれるすべての見出しを取得することができます。

例 配列の見出し語一覧の取得

値段表(「りんご」)は、「120円」
値段表(「バナナ」)は、「80円」
値段表(「ぶどう」)は、「300円」
値段表の見出しを表示する

 

一度に辞書へ値を格納する (辞書定数)

{ }を使うことで、辞書へ一度に値を格納することができます。

ーー辞書へ一度に格納する
【変数名】は、{【見出し】【 入れる値】【見出し】【入れる値】、・・・}

例 辞書へ一度に格納する

値段表は、{りんご=「120円」、バナナ=「80円」、ぶどう=「300円」}
値段表(「バナナ」)を表示する  ーー「80円」と表示されます

 

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