表部品とは
ここでは、ツリーというオブジェクトについて説明します。
ツリーとは、エクスプローラなどに使われている一覧です。
見た目が木の枝に似ていることからツリーなどといいます。
ここではツリーの使い方を紹介します。
便利なオブジェクトなので、ぜひ使えるようにしましょう!
ツリーを作成する
ツリーを貼り付けるには、次のように書きます。
【場所】に【ツリー名】というツリーを作る
※プロデルデザイナの「ウィンドウの編集」で貼り付けることができます。
例 ツリーを作る
データというデータ表を作る
データに{「名前」、「性別」、「年齢」}という列を加える
データへ{名前=「秋山」、性別=「女性」、年齢=「15」}を加える
データへ{名前=「山中」、性別=「男性」、年齢=「18」}を加える
テストウィンドウを表示する
待機する
テストウィンドウとは
ウィンドウを継承する
はじめの手順
初期化する
列Aというテキストボックス列部品を作る
列Aのデータ列名は、「名前」
列Aの見出しは、「名前」
列Bという選択リスト列部品を作る
列Bのデータ列名は、「性別」
列Bの見出しは、「性別」
列Bに{「男性」,「女性」,「」}を一括追加する
列Cというテキストボックス列部品を作る
列Cのデータ列名は、「年齢」
列Cの見出しは、「年齢」
表部品1に列Aを加える
表部品1に列Bを加える
表部品1に列Cを加える
表部品1のデータ表をデータに変える
終わり
初期化する手順
//自動生成された手順です。ここにプログラムを書き加えても消える場合があります
この内部領域大きさを{266、201}に変える
この種類を「固定」に変える
この最大化ボタンを×に変える
この最小化ボタンを×に変える
この初期位置を「中央」に変える
この内容を「テスト」に変える
このドラッグドロップを○に変える
ボタン1というボタンを作る
その位置と大きさを{93、168、75、23}に変える
その内容を「ボタン1」に変える
その移動順を4に変える
表部品1という表部品を作る
表部品1を初期化開始する
その位置と大きさを{12、37、245、125}に変える
その列見出し高さを26に変える
その移動順を3に変える
そのフォントを「MS UI Gothic,8.25」に変える
表部品1を初期化終了する
テキスト2というテキストを作る
その位置と大きさを{145、12、112、19}に変える
その移動順を2に変える
テキスト1というテキストを作る
その位置と大きさを{12、12、120、19}に変える
その移動順を1に変える
そのIME状態を「オン」に変える
終わり
テキスト1のキーが入力された時の手順
もし、イベントのキー番号が、13なら
イベントの処理済みは、○
「{Tab}」を入力する。
もし終わり
終わり
テキスト2のキーが入力された時の手順
もし、イベントのキー番号が、13なら
イベントの処理済みは、○
「{Tab}」を入力する。
他でもし、イベントのキー名が、「←」または「↑」なら
テキスト1にフォーカスする。
イベントの処理済みは、○
もし終わり
終わり
表部品1のセルが選択された時の手順
もし表部品1の選択セルが選択リストセル部品であるなら
//表部品1を編集する
「{F4}」を入力する
もし終わり
もしイベントの列が1なら
セル一覧は、表部品1の(イベントの行)行目から行部品を取得したもののセル一覧
もしセル一覧(1)の内容の文字数が0なら
テストウィンドウのボタン1にフォーカスする
もし終わり
もし終わり
終わり
表部品1のキーが押された時の手順
もし、イベントのキー名が、「Enter」なら
「{Tab}」を入力する。
もし終わり
終わり
終わり
アイコンは、任意ですので、サンプルにあるアイコンを使って試してみてください。
※以降、例は、ツリー1を操作するものとして説明しています。
ツリーの番号が違う場合は、「ツリー2」などと変更して
連続して使用する場合は、「それ」を使って書き換えてください。
項目を追加する
実行すると次のようなツリーを作ります。
【親のツリー項目】:【項目名】を〈【アイコン】で〉追加する
枝の展開と折りたたみ
枝を展開して子となる項目を出したときと、枝を折りたたんだときにも手順が実行されます。
開いたときと閉じたときで、アイコンの形を変えるときなどに使います。
ツリー1が折りたたみ後時の手順
イベントの対象のアイコンを「..\image\folder_close.ico」に変える
終わり
ツリー1が展開後時の手順
イベントの対象のアイコンを「..\image\folder_open.ico」に変える
終わり
データ表の書式
ツリーの項目名を変更できるようにすることもできます。
項目名(ラベル)を変更する直前に「ツリー1のラベル編集直前」手順が実行され、直後に「ツリー1のラベル編集直後」手順が実行されます。
変更後の項目名は、「ツリー1のラベル編集後」で取得することができますので これらを使って正しい内容が指定されているか判断することができます。
もし内容が正しくない場合は、「ツリー1のラベル編集中止をオンに変える」など とすると変更されずに元に戻ります。
データというデータ表を作る
データに{「品番」、「価格」}という列を加える
データの2列目からデータ列を取得して価格列とする
価格列のデータ型は、整数
データへ{品番=「A1001」、価格=12000}を加える
データへ{品番=「B1001」、価格=5200}を加える
データへ{品番=「B1020」、価格=4200}を加える
データへ{品番=「C2030」、価格=400}を加える
データへ{品番=「C2031」、価格=500}を加える
メイン画面を表示する
待機する
メイン画面とは
ウィンドウを継承する
はじめの手順
初期化する
表部品1のデータ表をデータに変える
表部品1の2列目から列部品を取得して価格列とする
価格列の装飾の配置は、「右中央」
価格列の装飾の書式は、「0.00」
終わり
初期化する手順
この内部領域大きさを{442、258}に変える
この内容を「表部品のテスト」に変える
このドラッグドロップを○に変える
表部品1という表部品を作る
表部品1を初期化開始する
その位置と大きさを{12、38、418、208}に変える
その位置固定方向を「右+左+下+上」に変える
表部品1を初期化終了する
終わり
終わり
表部品-CSV.rdr
ツリーの各項目にチェックを入れることもできます。
//表部品でCSVファイルを読み書きする
データというデータ表を作る
メイン画面を表示する
待機する
メイン画面とは
ウィンドウを継承する
はじめ手順
初期化する
表部品1のデータ表をデータに変える
終わり
初期化する手順
//この手順は自動生成されたものです
//編集しないでください
この内部領域大きさを{551,266}に変える
この内容を「表部品でCSVファイルを読み書きする」に変える
このドラッグドロップを○に変える
この位置と大きさを{15,15,559,300}に変える
書き込みボタンというボタンを作る
その内容を「CSV書き込み」に変える
その移動順を6に変える
その位置と大きさを{113,231,95,23}に変える
その位置固定方向を「左+下」に変える
読み込みボタンというボタンを作る
その内容を「CSV読み込み」に変える
その移動順を5に変える
その位置と大きさを{12,231,95,23}に変える
その位置固定方向を「左+下」に変える
表部品1という表部品を作る
その移動順を2に変える
その位置と大きさを{12,12,527,213}に変える
その位置固定方向を「右+左+下+上」に変える
終わり
読み込みボタンがクリックされた時の手順
データをすべて消す
「data.txt」からデータへ読み込む
終わり
書き込みボタンがクリックされた時の手順
「[デスクトップ]data.txt」へデータを保存する
終わり
終わり
こうすることで各項目にチェックボックスが表示されます。
チェックされているかどうか調べる場合は、次のように書きます。
【ツリー名】の[項目名または番号]のチェック
項目名は、追加するときに指定した名前です。
また、選択している部分に関して調べるときは、次のようにすることもできます。
【ツリー名】のチェック
さらに細かい設定をしたい
以上でツリーの基本的な使い方は、説明しましたが、ここではツリーの細かい設定項目について説明します。
文字の色などを変更する
指定した部分の項目名の色や背景を変更することができます。
【ツリー名】の[項目名または番号]の色を青に変える
【ツリー名】の[項目名または番号]の太字をオンに変える
【ツリー名】の[項目名または番号]の背景を灰色に変える
項目名を「選択」とすると現在選択している項目に対して設定します。
ボタンをチェック可能にする
昔のラジオのボタンのように、ボタンをチェックオブジェクトのようにすることもできます。
ツールバー1の1番目のスタイルを、1に変える
ツールバー1の1番目のチェックを、オンに変える
このようにすると、1番目のボタンがチェック状態になります。
項目についての情報を調べる
指定した項目の属する位置や親の項目名、子の項目の数などの情報を調べることもできます。
【ツリー名】の【項目名または番号】のパス
【ツリー名】の【項目名または番号】の親
【ツリー名】の【項目名または番号】の個数
リファレンスをご覧ください。
リファレンスの「オブジェクト」には、ツリーの設定項目を一覧で説明しています。
説明できなかった部分や詳細の説明は、リファレンスをご覧ください。