単体テストツールとは

プロデル テストツールとは、プロデルで作成したプログラムが正常に動作するかどうかを
チェックするための単体テスト支援ツールです。

プロデルでプログラムを作成した上で、そのプログラムが正しく動作するかどうかを確認するテストケースを作成し、テストツールを使って、テストケースを自動的にチェックすることができます。

プロデルデザイナには、単体テストツールとしてRdrUnitが用意されています。

 

テストケースの作成

テストツールを使ってプログラムをテストするために、テストケースを作成します。
テストケースは、プロデルのプログラムで作成します。

テストケースを作成するためには、プロデルプログラムに「テストケース」種類を継承した種類を用意します。
「テストケース」種類は、サンプル→ソフト開発→テストツール→「プロデルテストユニット.rdr」を参照することで利用できます。

テストケース種類を継承した種類に、テスト内容を書いた手順を書きます。
手順をテストの対象とするには、手順名定義の直後に「※テスト」と書きます。

「プロデルテストユニット.rdr」を参照する

テストとは
  テストケースを継承する

  テストする手順
    ※テスト
    値は、10*10
    値が100と等しいはず
  終わり
終わり

 

テストツールの起動

プロデルデザイナから、テストツールを起動します。

RdrUnitの起動

[テスト]ボタンをクリックすると、現在開いているプロデルプログラムから
テストの対象となる手順を探して、テストを行います。

テストが成功すると、次のような画面が表示されます。

テストが成功したとき

テストが一つでも失敗すると、次のような画面が表示されます。

テストが失敗したとき

 

テストケースで使用できる手順

テストケースでチェックする項目の判定は、
プロデルで書かれた「テストケース」種類の中にある手順を使います。

「テストケース」種類には、次のような手順が用意されています。

〈[テスト内容]として、〉【値:真偽値】が、正しいはずかどうか

値が真(○)のとき、テストが成功したと判定されます。

「成功するテスト」として○が正しいはず
「失敗するテスト」として×が正しいはず

〈[テスト内容]として、〉【値1】が、【値2】と、等しいはずかどうか

値1が値2と等しいとき、テストが成功したと判定されます。

「成功するテスト」として10*10が100と等しいはず
「失敗するテスト」として10+10が100と等しいはず

〈[テスト内容]として、〉【値1】が、【値2】と、異なるはずかどうか

値1が値2と異なるとき、テストが成功したと判定されます。

「成功するテスト」として10*10が20と異なるはず
「失敗するテスト」として10+10が20と異なるはず

〈[テスト内容]として、〉【値】が、無であるはずかどうか

値が無であるとき、テストが成功したと判定されます。

「成功するテスト」として無が無であるはず
「失敗するテスト」として(ウィンドウを作ったもの)が無であるはず

〈[テスト内容]として、〉【値】が、無でないはずかどうか

値が無でないとき、テストが成功したと判定されます。

「成功するテスト」として(ウィンドウを作ったもの)が無でないはず
「失敗するテスト」として無が無でないはず

〈[テスト内容]として、〉失敗させる

無条件にテストが失敗したと判定されます。

「失敗するテスト」として失敗させる