リストビューとは

ここでは、リストビューについて紹介します。
リストビューとは、エクスプローラなどで使われている、アイコンの一覧を表示することができる部品です。

アイコン表示だけでなく、詳細表示にすることも可能です。

 

リストビューを作成する

リストビューを貼り付けるには、次のように書きます。

【場所】【リストビュー名】というリストビューを作る

※プロデルデザイナの「ウィンドウの編集」で貼り付けることができます。

窓としてウィンドウを作る

窓にリストビュー1というリストビューを作る
  そのドッキング方向を全体に変える
  その見出し一覧を{「名前」,「誕生日」,「性別」}に変える
  その表示方法を詳細に変える
窓を表示する
データ(1)は、{「山田次郎」、「4/25」、「男」}
データ(2)は、{「田中花子」、「7/31」、「女」}
データ(3)は、{「相原貴之」、「9/12」、「男」}
データ(4)は、{「高橋祐子」、「11/27」、「女」}
データ(5)は、{「鈴木次郎」、「10/20」、「男」}

ーーデータをリストビューへ追加
リストビュー1の詳細一覧をデータに変える

待機する

アイコンは、任意ですので、サンプルにあるアイコンを使って試してみてください。

※以降、例は、リストビュー1を操作するものとして説明しています。
 リストビューの番号が違う場合は、「リストビュー2」などと変更して
 連続して使用する場合は、「それ」を使って書き換えてください。

 

項目を追加する

プログラムを見るとよくわからないと思いますが、実行すると次のようなツリーを作ります。

「名前」を「アイコン名」で、その「親の名前」に、追加する

親の名前は、追加する項目がどこの項目に属すかを指定します。
深くなる場合は、「\」で親の名前を区切ります。
ちょうどファイルのパス(アドレス)と同じだと考えてください。
(属す項目の名前を「\」で区切りすべて指定してください)
 

※一番上(ルート)に追加する場合は、親の名前を省略します。

 

項目をクリック・ダブルクリックしたときの手順を作る

ツリーの項目をクリックした時は、次のような手順が実行されます。

【オブジェクト名】がクリックされた時の手順

終わり

【オブジェクト名】がダブルクリックされた時の手順

終わり

どの項目を選択したか調べるには、次のように書きます。

リストビュー1の内容

 

枝の展開と折りたたみ

枝を展開して子となる項目を出したときと、枝を折りたたんだときにも手順が実行されます。
開いたときと閉じたときで、アイコンの形を変えるときなどに使います。

手順は ウィンドウ1のリストビュー1を展開
  リストビュー1の選択の絵を「open.ico」に変える
終わり
手順は ウィンドウ1のリストビュー1を折りたたむ
  リストビュー1の選択の絵を「close.ico」に変える
終わり

 

見出し(カラムヘッダ)の追加と変更

「見た目」設定項目を「詳細」に設定した場合、見出しに表示される項目をカラム(カラムヘッダ)と言います。

見出しを追加する

【オブジェクト名】に【項目名】を見出しとして追加する

見出しを変更する

【オブジェクト名】の【項目名】の見出しの【設定項目】を【内容】に変える

見出しの設定項目

設定項目 説明
順番 見出しの順番(1からカラムの項目数まで)
内容 見出しの内容
見出しのカラムの項目の幅
表示位置 カラムの項目の見出しの位置
左/右/中央で指定

 

 

ツリーの名称を編集できるようにする

ツリーの項目名を変更できるようにすることもできます。
項目名(ラベル)を変更する直前に「リストビュー1のラベル編集直前」手順が実行され、直後に「リストビュー1のラベル編集直後」手順が実行されます。

変更後の項目名は、「リストビュー1のラベル編集後」で取得することができますので これらを使って正しい内容が指定されているか判断することができます。

もし内容が正しくない場合は、「リストビュー1のラベル編集中止をオンに変える」など とすると変更されずに元に戻ります。

リストビュー1のラベル編集をオンに変える

手順は リストビュー1のラベル編集直後
’ラベルの編集の確認
もし このラベル編集後は、「」 なら
  「空白にはできません」を警告で表示。
  このラベル編集中止をオンに変える
もし終わり
終わり

 

チェックが入れられるようする

ツリーの各項目にチェックを入れることもできます。

リストビュー1のチェックボックスをオンに変える

こうすることで各項目にチェックボックスが表示されます。

チェックされているかどうか調べる場合は、次のように書きます。

リストビュー1の[項目名または番号]のチェック

項目名は、追加するときに指定した名前です。

また、選択している部分に関して調べるときは、次のようにすることもできます。

リストビュー1のチェック

 

さらに細かい設定をしたい

以上でリストビューの基本的な使い方は、説明しましたが、ここではリストビューの細かい設定項目について説明します。

文字の色などを変更する

指定した部分の項目名の色や背景を変更することができます。

リストビュー1の[項目名または番号]の色を青に変える
リストビュー1の[項目名または番号]の太字をオンに変える
リストビュー1の[項目名または番号]の背景を灰色に変える

項目名を「選択」とすると現在選択している項目に対して設定します。

ボタンをチェック可能にする

昔のラジオのボタンのように、ボタンをチェックオブジェクトのようにすることもできます。

ツールバー1の1番目のスタイルを、1に変える
ツールバー1の1番目のチェックを、オンに変える

このようにすると、1番目のボタンがチェック状態になります。

ツールバーをフラットにする

通常は、ボタンのように表示されていますが、マウスがあるところだけ浮き出して表示するフラットスタイルにすることもできます。

ツールバー1の見た目をフラットに変える

項目についての情報を調べる

指定した項目の属する位置や親の項目名、子の項目の数などの情報を調べることもできます。

リストビュー1の[項目名または番号]のパス
リストビュー1の[項目名または番号]の親
リストビュー1の[項目名または番号]の個数

 

リストビューの例

ウィンドウ1の表示

ーー★データの作成(配列を利用します)
データ(1,0)は 「山田次郎,4/25,男」
データ(2,0)は 「田中花子,7/31,女」
データ(3,0)は 「相原貴之,9/12,男」
データ(4,0)は 「高橋祐子,11/27,女」
データ(5,0)は 「鈴木次郎,10/20,男」

ーー★データをリストビューへ追加
リストビュー2へデータの詳細一覧を「file.ico」で追加
待機

手順は ウィンドウ1の表示
ウィンドウ1を使う
’<ウィンドウ1>
ウィンドウ1の中の大きさを332,226へ変える
  その名前を「リストビューのサンプル」へ変える
  その背景を&h8000000Fへ変える
リストビュー1を作る
  その位置と大きさを0,0,100,200へ変える
  その一覧を「ABC[改行]CDE」へ変える
リストビュー2を作る
  その位置と大きさを110,0,200,200へ変える
  その見た目を「詳細」へ変える
  そのカラム一覧を「名前,誕生日,性別」へ変える
  そのカラム幅一覧を96,96,96へ変える
’</ウィンドウ1>
ウィンドウ1を表示
終わり

手順は ウィンドウ1のリストビュー1をクリック
  ウィンドウ1の名前を「[リストビュー1の内容]を選択中」に変える
終わり

手順は ウィンドウ1のリストビュー2をダブルクリック
  ’全内容とすると、選択された行の全情報を表示します
  ’内容とすると、選択された項目名を表示します

  ウィンドウ1の名前を「[リストビュー2の全内容]を選択中」に変える
終わり

 

リファレンスをご覧ください。

リファレンスの「オブジェクト」には、ツールバーの設定項目を一覧で説明しています。
説明できなかった部分や詳細の説明は、リファレンスをご覧ください。