命令文の書き方
プロデルでは、日本語の文章に近い形で命令を書きます。
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命令は、次のような書式で書きます。
【値】【助詞】・・・【手順名】
【オブジェクト名】:【値】【助詞】・・・【手順名】
【値】【助詞】
「○○を」「○○へ」にあたる部分です。
(一般に引数(ひきすう)と呼ばれるものにあたります)
助詞の順序は決められておらず、「、」やスペースによる分かち書きも不要です。
ただし、「を」「へ」「に」以外の助詞が指定された場合、命令が正しく解釈できないことがあります。
このような場合は、【手順名】の直前に、「、」を付けることで、正しく解釈することができます。
また、【値】には、以上の文法をさらに書くことができますが、助詞がもとの命令の助詞と重複し、正しく解釈することが出来ない場合は、
【値】に指定する助詞と命令を[ ]または( )で囲み、明示的に指定してください。
【手順名】
手順の名前を書きます。
指定できる手順は、【オブジェクト名】で指定したオブジェクトによって異なります。
オブジェクトの種類によって使うことができる手順を調べるには、「リファレンス」をご覧ください。
【オブジェクト名】:
命令したいオブジェクトを指定する場合に書きます。
オブジェクトとは、プログラムで扱うデータや動作を、種類ごとにまとめた部品です。
オブジェクトによって、指定できる【命令】が異なります。
オブジェクトについては、「オブジェクト」の章で解説しています。
値を取得できる場合
命令の実行結果が取得できる場合は、その結果を値として書くことができます。
【変数名】は、【値】【助詞】・・・【命令】したもの
【変数名】は、【値】【助詞】・・・【オブジェクト名】が【命令】したもの
【変数名】は、【値】【助詞】・・・【オブジェクト名】の【命令】
「~したもの」は、省略することができます。
【値】には、文字や数値を書きます。
【変数名】には、一般に文字や数値を格納することができる箱の名前を書きます。(変数については「変数」をご覧ください)
【オブジェクト名】には、ウィンドウやボタンと言った部品や種類を書きます。(部品や種類については「手順と種類」をご覧ください)
説明文
説明文(コメント)は、次のいくつかの書き方で指定できます。
記号は、全角、半角どちらでも指定できます。
行末まで有効
’説明文
//説明文
ーー説明文
※「ーー」は、ハイフン(--)ではありません。全角のみ有効です複数行有効
/*
説明文(複数行)
*/